インド通信・情報技術省の無線計画・調整局（WPC）は、周波数帯865-868MHzにおける低電力機器の短距離機器への使用（免許免除）に関する規則の更新について通知を発行しました。

通知によると、「Use of Low Power Equipment in the Frequency Band 865-868 MHz for Short Range Devices (Exemption from License) Rules, 2021」が2021年12月10日から発効しました。これは、2005年に発行された「（RFID）Radio Frequency Identification Devicesのための周波数帯865-867MHzにおける低電力機器の使用（ライセンス要件の免除）」に関する規則に代わるものです。 

本規定は、周波数帯865～868MHzで動作する以下の機器に適用されます。 

• 非特定の短距離デバイス。一般的なテレメトリー、テレコマンド、アラーム、データ用のデバイスやその他同様の用途を含む。
• トラッキング、トレース、データ収集装置（緊急時の検知、人の検知と衝突回避、検針、センサーとアクチュエーター、データ収集のための装置を含む）。
• ワイドバンドデータ伝送システム。
• 無線周波数識別の用途は、資産追跡、警報システム、廃棄物管理、個人識別、アクセスコントロール、近接センサー、盗難防止システム、ロケーションシステムなどです。

上記の機器については許可を受ける必要はありませんが、本規則に定められた制限を満たすためには、関連する規格の要求事項に照らし合わせて型式承認を受ける必要があります。

なお、各機器や周波数帯の安全性に関する要件は、関連する国際規格や国内規格に基づいて確認する必要があります。

本規則の全文はこちらをご覧ください。

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